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《連載:’22年茨城県議選 選挙区情勢》下妻市 02年以来の選挙へ

飯塚秋男氏、程塚智則氏(左から)
飯塚秋男氏、程塚智則氏(左から)


■下妻市(定数1)
飯塚秋男 70 自現⑦
程塚智則 45 無新

自民現職で党県連副会長の飯塚氏に、無所属新人の程塚氏が挑む構図となりそう。過去4回連続で無投票だったが、2002年以来の選挙戦となる見込み。県議選で投票したことがない有権者も多いとみて、各陣営は無党派層などへの浸透に力を入れる。

ベテランの飯塚氏は8期目を目指す。正副議長のほか、党県連の総務、政調会長を歴任した実績をアピールし、県とのパイプを強調する。後援会活動を軸に各地区で県政報告会を実施。教育改革推進や患者の視点に立つ医療充実などを掲げる。無投票当選が4回続いたことから、「初陣のつもり」と引き締める。

程塚氏は下妻市職員を経て、弁護士、同市議となった。10月末、1期目途中で市議を辞職し、県議選に初めて挑む。同級生らによる草の根活動を軸に保守系や無党派層への支持拡大を狙う。若さと行動力を前面に「世代交代」を強調。国道294号沿いの開発促進や砂沼サンビーチ跡地の再開発推進などを訴える。

立候補予定者の名簿は敬称略。衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は掲載日現在。丸数字は当選回数。



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