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《連載:’22年茨城県議選 選挙区情勢》取手市 自民と共産の戦い

川口政弥氏、中村修氏、佐野太一氏(左から)
川口政弥氏、中村修氏、佐野太一氏(左から)


■取手市(定数2)
川口政弥 65 自現③
中村修 60 自現③
佐野太一 54 共新

自民現職2人と共産新人1人が立候補を予定している。前回と同じ自民、共産で争う構図となる見込み。自民は2議席確保に注力、共産は議席の奪還を目指す。

川口氏は前回、無所属で出馬し約9千票を得た。2年前に県議会最大会派いばらき自民に入った。災害に強い地域づくりを第一に、河川整備や国道294号の4車線化を公約に掲げ、地盤の藤代地区を中心に全域に支持を訴える。

中村氏は前回約1万票を獲得しトップ当選。3期の実績を示し、支持者回りやつじ立ちを行い、県政や国政とのパイプ役をアピールする。子育て支援の充実、青少年健全育成、もうかる農業の実現、地域経済の活性化を公約とする。

佐野氏は産業カウンセラーとして中小企業の職場改善や労働者の相談に当たってきた。主な公約として、県民生活と命を守る対策の強化、県の財政を福祉や教育に生かす政策、ジェンダー平等社会の実現を掲げ、浸透を図る。

立候補予定者の名簿は敬称略。衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は掲載日現在。丸数字は当選回数。



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