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《連載:’22年茨城県議選 選挙区情勢》桜川市 ベテランに新人挑む

白田信夫氏、大山和則氏(左から)
白田信夫氏、大山和則氏(左から)


■桜川市(定数1)
白田信夫 70 自現⑦
大山和則 56 無新

自民現職で8選を目指すベテランの白田氏に対し、前市議で新人の大山氏が挑む。別の無所属新人が立候補を模索する動きもある。

白田氏は、旧真壁町議時代から長年築き上げてきた後援会組織を強力に引き締め、支持固めを図る。これまで同町や旧岩瀬町で県政報告会を積極的に開催し、一層の支持拡大を目指している。ホームページでは、岸田文雄首相からのメッセージを前面に出すなど、実力者として、県政や国政とのパイプ役をアピールしている。

大山氏は、市議2期8年の実績を訴え、一層の知名度向上に注力する。支持者回りを小まめに展開しながら、後援会長に就いた長谷川大紋元参院議員の地盤である旧岩瀬町などで票の掘り起こしを進める。4月に同市が過疎地域の指定を受けたことに大きく危機感を示し、人口減少に歯止めをかける政策の必要性を訴えている。

このほか、無所属新人の男性が立候補を探る動きを見せている。

立候補予定者の名簿は敬称略。衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は掲載日現在。丸数字は当選回数。



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