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《連載:’22年茨城県議選 選挙区情勢》高萩市・北茨城市 2現職に新人挑戦

岡田拓也氏、豊田茂氏、大平望氏(左から)
岡田拓也氏、豊田茂氏、大平望氏(左から)


■高萩市・北茨城市 (定数2)
岡田拓也 45 自現③
豊田茂 51 自現①
大平望 28 無新


2議席に3人が立候補を予定し、自民現職2人に保守系の無所属新人が挑む構図。前回選挙は旧北茨城市区選出の自民候補を含む保守三つどもえとなり、落選した自民候補が約7800票を獲得しており、その票の行方が焦点の一つ。非自民票の動向も注目される。

前回トップ当選した自民の岡田氏は、ミニ集会やつじ立ち、交流サイト(SNS)での情報発信を本格化させ、足元の高萩市内で票を固める。3期の実績をアピールし、保守系以外の取り込みも意識する。地域資源を生かした活性化、子育て支援の強化を掲げる。

同じく自民の豊田氏は、地盤の北茨城市で座談会を開くほか、企業や団体の約800件に推薦要請を出して支持を固める。自身の後援会に加え、父・豊田稔北茨城市長の後援会組織もバックアップする。災害に強いまちづくりや地域医療の改善などを訴える。

大平氏は10月、「生まれ育ったまちに貢献したい」と無所属で出馬を表明。雇用につながる企業誘致や健康寿命の増進などを主張する。国会議員秘書を2年間務めた経験と若さをアピールポイントに地域を小まめに回り、若年層や浮動票の取り込みを図る。

立候補予定者の名簿は敬称略。衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は掲載日現在。丸数字は当選回数。



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