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《食いこ》OTTY’ S CAFE(茨城・常陸大宮市)

人気メニューのサンドイッチを手に笑顔を見せる店主の岩本良炳さん。店内にはさまざまな酒のボトルがずらりと並ぶ=常陸大宮市北町
人気メニューのサンドイッチを手に笑顔を見せる店主の岩本良炳さん。店内にはさまざまな酒のボトルがずらりと並ぶ=常陸大宮市北町
自家製ローストポークと野菜グリルのワンプレートランチ
自家製ローストポークと野菜グリルのワンプレートランチ
落ち着いたデザインの店舗
落ち着いたデザインの店舗


■彩り鮮やか、サンドイッチ

茨城県常陸大宮市北町の「OTTY’S CAFE(オッティーズカフェ)」は、昼はランチ、夜はディナーやお酒が楽しめ、訪れる人にくつろぎの空間を提供している。店は2017年10月にオープン。店主の岩本良炳さん(50)は「リピーターも多く、ありがたい。ニーズに応え、おいしい料理を出していきたい」と笑顔を見せる。

料理はイタリアンの店で働いた経験を持つ岩本さんが、自慢の腕を振るう。ランチは5種類のサンドイッチをはじめ、複数の料理を盛り付けたワンプレート、ピザ・パスタ・リゾットから選べる。

サンドイッチの定番「スモークサーモンとクリームチーズ」は、サニーレタスや紫キャベツなどの野菜とサーモンを挟んだ。「B.L.T」はベーコン、レタス、トマトが具材。ともに「シーザー系のドレッシングで味を付け、後は素材の味」と岩本さん。試行錯誤の末の一品は、ボリュームがあり彩りも鮮やか。

ワンプレートは「自家製ローストポークと野菜グリル」が人気。ローストポークは国産の豚肉を低温調理したもので、やわらかく、特製ジンジャーソースで食べる。パスタやリゾットは、その時々に内容を代え、客を飽きさせない。手作りのバスクチーズケーキもお薦めだ。メニューの一部はテイクアウトも。女性客が多いようだが、他に「ツーリングやサイクリングをしている方も来る」という。

店が立つ場所は以前、岩本さんの両親が営む居酒屋とスナックがあった。そこを建て替え、オッティーズカフェが誕生した。「ゆっくり、くつろいでほしい」というコンセプトの下、テーブル間のスペースは広め。照明も柔らかな光を発し、心が落ち着く空間を演出する。一枚板のカウンターも目を引き、棚にはウイスキーなどのボトルが置かれている。ディナーは大幅にメニューが増える。

サンドイッチ作りを手伝う母親の友枝さん(76)は「気軽に来て、ゆっくり楽しんでいってほしい」と話し、岩本さんは「現状に満足することなく、皆さんに喜んでもらえる店づくりをしたい」と語った。店の味を広く知ってもらおうと、キッチンカーでの出店も行う考えだ。

■お出かけ情報
▽常陸大宮市北町827の15
▽ランチ午前11時~午後2時、ディナー同6時~。ティータイム同2~6時(土日祝日のみ)
▽定休日は月、火曜
▽(電)0295(55)7003
▽インスタグラムのアカウントはotty1700



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