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《食いこ》レストラン+カフェ ダリア(茨城・ひたちなか市)

看板料理を手に笑顔を見せる「ダリア」のシェフ、萩谷純弘さん=ひたちなか市高野
看板料理を手に笑顔を見せる「ダリア」のシェフ、萩谷純弘さん=ひたちなか市高野
グレープフルーツのプリン
グレープフルーツのプリン
温かみのある店内
温かみのある店内


■こだわりのプレート料理

茨城県ひたちなか市高野の「レストラン+カフェ ダリア」は、食堂から洋食店に転じて20年以上がたつ。肉や魚料理などは全てシェフの萩谷純弘さん(52)の手作り。カジュアルな雰囲気の店づくりと合わせ、多くの客を引き寄せる。長年地元に親しまれており、「あっという間の20年。料理をしっかり、きれいに食べてくれることが何よりうれしい」と笑顔で語る。

ランチで提供する「ぜいたくプレート」「ダリアプレート」の2種は、それぞれ10食限定で、客の多くが注文する人気メニューだ。

「ぜいたく」は、こくのある常陸牛のビーフシチューをはじめ、カキのガーリックバター焼き、有頭エビと白身魚のグリル、洋風茶わん蒸しなど10種類以上が並ぶ。

「ダリア」は、「1皿でフルコース」がテーマ。ベーコンと小松菜のクリームパスタのほか、ピリ辛エビマヨとササミのソフトタコス、エビとレンコンのグラタンなどを盛る。ともにボリュームたっぷり。食材はできる限り国産・茨城県産を使用しているという。

自家製の「なめらかダリアプリン」もお薦め。味はグレープフルーツ、ハニー&タイム、カスタードの3種類。特に、苦みと酸味が特長のグレープフルーツと濃厚プリンとの組み合わせは絶妙。

店は萩谷さんで3代目。元々は祖母が同県日立市久慈町で食堂を営み、1978年に父の巌さん(82)が現在の場所に店を構えた。そして2001年、東京都内などでフレンチやイタリアンを学んだ萩谷さんが、店を改装してリニューアル。店名を「ダリヤ食堂」から、「ダリア」に変えて再出発を図った。

普段は萩谷さんが厨房(ちゅうぼう)に立ち、母の和代さん(77)が接客を担当。巌さんも料理の仕込みを行うなど、家族で力を合わせて店を切り盛りしている。

店内は暖色系の照明に照らされ、落ち着いた空間を演出。多くの女性や常連客が訪れる中、和代さんは「心地よく、気持ちよく感じてもらえるように接している」と笑顔でもてなす。地域に根差す、街の洋食店を守り続ける萩谷さんは「手作りにこだわり、一生懸命料理を作っている。ぜひ、お越しください」と語った。

■お出かけ情報
▽茨城県ひたちなか市高野583の7
▽ランチ午前11時半~午後3時、ディナー同5~10時
▽定休日は月曜(祝日は営業、翌日休み)
▽(電)029(285)7020
▽ホームページはhttps://dahlia7020.com



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