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《食いこ》トータスクッキー(茨城・水戸市)

日本人の口に合うNYクッキーを追求する滝川真二さん(左)と美瑛さん=水戸市天王町
日本人の口に合うNYクッキーを追求する滝川真二さん(左)と美瑛さん=水戸市天王町
大きく分厚く具だくさんがNYスタイル
大きく分厚く具だくさんがNYスタイル
築50年の店舗から甘い香りが漂う
築50年の店舗から甘い香りが漂う


■NYスタイル 具だくさん

クッキーと聞くと、固めの焼き菓子が思い浮かぶ。実は一応の定義があって、全国ビスケット協会の「ビスケット類の表示に関する公正競争規約」という業界の約束事の中では、「『手作り風』の外観を有し、糖分及び脂肪分の合計が(中略)40%以上のもので(後略)」あると仰々しく定義している。

それはさておき、ニューヨーク(NY)スタイルのクラフトクッキーを掲げて滝川真二さん(55)と妻の美瑛(みえ)さん(37)が「トータスクッキー」(茨城県水戸市)をオープンしたのは昨年4月。「公共交通のアクセスが便利で、水と緑がある所を探してここに落ち着いた」。美瑛さんは千波湖近くの現在地に決めた経緯を話す。

会社員だった2人は結婚後、「もっと一緒の時間を持てる仕事を」と脱サラを決意。同県土浦市でチョコレートケーキ製造と移動販売を始めた。好評だったものの販売量と繁閑の波が大きいのが悩みで、「何かしっくりしなかった」と美瑛さん。その矢先、米国で人気のNYクラフトクッキーを知る。

日本で一般的なクッキーと、米国で知られるNYクッキーは何が違うのか。まず直径は7~8センチと大きく、厚さ3~4センチと分厚い。さらに、中にチョコチップ、ナッツなどを仕込む具だくさんが特徴という。真二さんは「本場では倍以上の大きさ、想像を超える甘さのものが多い」と米国クッキー事情を解説する。

通常はクッキー生地の小麦粉に薄力粉を使うが、同店では強力粉を使って粘りを出し、厳選したプレミアムバターと砂糖で、香ばしさとしっとりとした食感を生み出した。ドライフルーツをたっぷり混ぜ込んだ商品もあり、日本人の口に合う甘さ、大きさ、風味を追求した。

1個約70グラムは食べがいがあり「甘く、高カロリー。これを食べたら体重が心配-という背徳感に満ちたクッキーです」と真二さんは笑う。食べてみると、外側はサックリ、中はやわらかく、ナッツの歯応えとチョコの甘みが絶妙。なるほど1個でも十分と感じるボリュームだ。

3月から、これでもかというほど具だくさんの新クッキーを投入予定。「販売だけでなく、イートイン専用メニューも開発したい」と口をそろえる2人の夢は広がる。

■お出かけ情報
▽茨城県水戸市天王町9の23
▽営業時間は午前11時~午後6時
▽定休日は月、火、水曜 (電)029(303)8381
▽ホームページはhttps://www.tortoisecookies.com/



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